LSATは超伝導体や高機能酸化物とよくマッチングする格子定数を持つため、様々な薄膜作製の下地基板として用いられます。
還元耐性の高さを活かして、リチウムイオン電池の研究に頻繁に使われることもございます。
K&Rは他の酸化物基板同様、高品質なLSAT単結晶基板を販売しております。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。
※ 結晶の育成がその他酸化物よりも難易度が高く、良質なLSAT単結晶を育成するのに相当の時間を要します。また、加工中にクラックが発生することも多いため収率が低く、入手できる数量にも限りがございます。
LSAT単結晶基板をご入用のお客様はお早目のご計画をいただけますようお願い申し上げます。
サイズ |
5x5mm、10x10mm 等 |
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厚み |
0.5mm |
研磨 |
片面エピ研磨、両面エピ研磨 |
面方位 |
(100)、(110)、(111) |
結晶育成法 |
チョクラルスキー |
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結晶構造 |
cubic, twinfree |
格子定数 (nm) |
a=0.3868 |
結晶カラー |
オレンジ ※ ロット間で多少のバラつきがございます |
密度 (g/cm3) |
6.74 |
溶融温度 (K) |
2110 |
熱膨張率 (10-6K-1) |
8.2 |
比誘電率 |
22.7 |
損失係数 (77K, 8.8GHz) |
2×10-4 |
硬度 (Mohs) |
6.5 |
※上記数値は保証値でなく、一般値です。