KTaO3単結晶(タンタル酸カリウム単結晶)は格子定数が大きく、利便性の良い単結晶です。
極低温ではありますが、超電導を持つことが発見されて以来、市場で密かに賑わっている結晶です。
非常に割高ですが、Crystal GmbH社を始めとする提携パートナー陣と蜜に提携して、出来るだけ良い内容でご提案出来るよう心掛けております。是非一度お問い合わせください。
KTaO3はSrTiO3やYAlO3などの定番ペロブスカイトと比べると、結晶性が悪い傾向にあります。
薄膜成長には問題ないレベルではありますが、研磨面にも小さな欠陥が見受けられる※ことが多いです。
また、メーカーサイドで合格判定となるブールを育成するのに相当の時間を要する傾向にございますので、
ご使用計画の場合はお早目にご検討下さい。
※ 顕微鏡10倍にて観察時
サイズ |
5x5mm、10x10mm |
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厚み |
0.5mm |
研磨 |
片面エピ研磨、両面エピ研磨 |
面方位 |
(100)、(110)、(111) |
結晶育成方法 |
フラックス法/ TSSG法 |
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結晶構造 |
Cubic |
格子定数 (nm) |
a=0.3989 |
結晶カラー |
薄黄色 |
溶融温度 (K) |
~ 1350℃ |
熱伝導率@300K |
0.17 w/m.k |
熱膨張率 |
4.027 x 10-6/K) |
密度 |
7.015 g/cm3 |
硬度 (Mohs) |
6 |
※ 上記数値は保証値でなく、一般値です。