ITOガラスとは、所謂透明伝導膜と呼ばれているもので透明なのに電気を通す材料として液晶ディスプレイを始めとする各研究分野で大きな注目を集めております。
大量使用が基本前提にある同材料の特性を踏まえ、出来る限りお安くご提供出来るよう努めております。
ITO膜の下地にはソーダライムガラスを採用しているので価格メリットが非常に大きいです。高温環境での使用には適しませんが、低温環境(200℃未満)でもOKという研究者様に非常にお薦めです。
その他、FTOガラス基板や、高温環境でのご使用者様向けに下地基板を石英ガラス基板に変更した仕様でもご対応しておりますので、お気軽にお声かけ下さい。
ITOガラス・FTOガラス
種類 | 下地基板/耐熱温度※1 | 膜厚 | 標準サイズ※2 |
ITOガラス | ソーダライム/~200℃程度 ※ 耐熱温度の高い溶融石英ガラスでもご対応可能です。 | 10~1200nm マグネトロンスパッタ成膜 | 10x10x 0.55~1.1mm t 等 |
FTOガラス | 低鉄ガラス/~550℃程度 | 550nm程度 マグネトロンスパッタ成膜 | 10x10x 2.2mm等 |
10x10mmサイズで数百円程度の基板ですので、最少販売数量は200~400枚程度です。
似たような仕様で在庫品がある場合のみ、少量でもご提供可能です。
※1 耐熱温度は参考値程度にお考え下さい
※2 20x20mm~300x300mmなどの大口径品にもご対応可能です。
ただし、FTOは標準厚みが2.2mmなのでご自身で切断されますとチッピングが
多々発生する可能性がございますので、ご使用サイズでのご購入をお薦めしております。